気まぐれで書いた小話と日記。詳細ははじめにのヨゥコソにて
タナトス、ニカ様、シャイタンの日常。 ニカ様いぢわるっ 僕に新しいお友達が出来ました。 人間…いや、人型では初めてのお友達です。 泣き虫だった僕はもういません。 こっそり泣いてた時間が彼らといる時間になったから 嬉しくて、少し照れ臭いくすぐったい感じが心地いい… 人ってあったかかったんだ。 「ちょっと」 「な、なあに?クロニカ」 「暇よ」 「暇だな」 クロニカ、シャイターン、僕。の三人。 ある意味仲間外れな僕達は、仲間外れ同士気が合うみたい。 最近はよく三人で一緒にいる事が多い。 「ダーツしましょ」 「いいね~で、的は?」 「あそこの木なんかどうかな?」 「タナトスで」 前言撤回。 クロニカはちょっといぢわるな女の子です。 ブラックジョークをさらりと言っちゃうような子です。 「それは酷いだろ!」 「そうかしら?どうせ器なんだから死にはしないわ」 「だから器ってなんなの~ッ」 シャイターンはいつも僕を庇ってくれます。 少し乱暴な所があるけど優しい男の子です。 でもちょっとおっちょこちょいで慌てんぼうだからクロニカに振り回される時もあるみたいです。 「ああ、そうか。器だもんな!」 「ううっ…だからぁ…」 「そうと決まれば早速やりましょ」 「や~め~て~よ~」 やっぱり今日もいぢめられる僕… 可哀相な僕… 「ふふっ冗談よ」 「ほんと…?」 「あったりまえだろ!友達を的になんかしねーよ」 「そうよ。だって彼は大事な器だもの」 「また器か…」 彼らといて器という存在の恐怖が薄められていった。 だから楽しいんだ。 この空間がいつまでも続くといいんだけど… そう思うけど、今は…今だけを噛み締めよう end PR この記事にコメントする
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